竜王町は、滋賀県南部に位置しており、鈴鹿山系の良い水脈に恵まれた畜産にふさわしい環境の中、
近江牛のふるさととして約3,000頭の和牛が飼育されています。
近江牛発祥の地として知られる竜王町、
伝統ある飼育方法と安全な飼料で愛情いっぱいに育てられた近江牛が自慢です。
その中で、澤井牧場においては昭和50年から肉用肥育を開始し、
現在では約2,200頭の和牛肥育管理に努めております。
当牧場の牛たちは、のどかな田園と豊かな自然が育んだ
良質なわらと清らかな水で健康に育っています。
400年もの歴史を持つ近江牛は先人の築き上げた熱意の中で
「牛と共に」をモットーに豊かな味わいを守り続けています。
澤井牧場・肥育牛の特長
素牛選畜
南九州を中心に全国の家畜市場において、
粗飼料をしっかり食い込んだ体型の揃った
澤井牧場に合う牛を選りすぐって導入しています。
飼養技術
導入時に除外し、
ムラのない牛づくりを徹底するとともに、
肥育前後には粗飼料をふんだんに給与して腹づくりを優先しています。
飼育期間
約20ヶ月間肥育して、生後30ヶ月齢前後で出荷しています。
飼養環境
年間を通して北西の風が多く、自然の風を利用して
換気のよい条件を整えています。
また、肥育後期は1パドック2頭で個体管理を徹底しています。
疾病管理
肥育する20カ月のうちに全頭の牛を2回削蹄し、
健康状態を維持した中で、事故牛の発生を
未然に防止するようこころがけています。