400年もの歴史を持つ近江牛。
近江牛流通の先駆者 竹中久次の生誕の地、滋賀県蒲生群苗村郷山之上村(現 ⻯王町山之上)で育った澤井牧場の近江牛。
その近江牛のふるさとで伝統のある飼育方法と安全な飼料で愛情いっぱいに育てます。
3つのこだわり
こだわりの「餌/飼料」
抗生物質は投与せず、牛の成⻑に合わせた単味混合飼料として、
一品一品、管理者が自ら口に含んで吟味しています。
混合飼料は、グランフィードIIに枯草菌・乳酸菌などの有用物を、
⻑年の経験から会得した特別な配分でブレンドしたものを使用しています。
これだけは欠かさず入れていこうという餌があります。
それは食料用のトウモロコシ、クッキーに使用される胚芽。
それらを配合することで肉の味に奥深いコク風味が出ると考えています。
こだわりの「水」
滋賀県蒲生郡⻯王町山之上。この地域には、
特に牛の成育に適したバランスの良いミネラル=水があります。
澤井牧場では、地下80mからその湧水を汲み上げ
飲料水として与え、姫和牛®たちの健康と快適な環境を大切にしています。
こだわりの「サシ」
牛肉の健康を維持するためには
反芻(はんすう)をする必要があります。
反芻時間が⻑ければ⻑いほど、大量の唾液が出て、
ルーメン(第一胃)で 微生物が飼料の分解酵素を受け、
赤肉の形成および脂肪交雑「サシ」を作り出します。
その反芻を助ける繊維質が良質な稲ワラです。
県内の良質な稲ワラを選定、 一定の⻑さに細断し、
ふんだんに与えています。